データベースエンジニアの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

最終更新日:
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データベースエンジニアの業務委託案件を探していて、以下のような悩みや不安を感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

男性A
データベースエンジニアの業務委託案件はどうやって探せばいいんだろう?
女性A
高単価な案件や、プライベートも充実できるようなバランスの取れた案件を探したい!

そこで本記事では、データベースエンジニアの業務委託案件を探す基準や案件相場・おすすめのサイトなどについて解説します。

データベースエンジニアで業務委託はできる?未経験からも可能?

結論から言うと、データベースエンジニアとしての実務経験が2-3年以上あれば業務委託契約で仕事を受けることは可能です。データベースは多くのシステムで基盤として利用されており、その設計、構築、運用、保守のスキルは需要が高まっています。実際に、フリーランスエージェントなどではデータベースエンジニアのフリーランス案件が多数掲載されています。

データベースの設計・構築・運用経験や、SQL、特定のデータベース(MySQL, PostgreSQL, Oracleなど)、クラウド環境(AWS, GCPなど)での実務経験があると、より多くの案件に対応でき、高単価も狙いやすくなります。

ただし、データベースエンジニアの実務経験がない場合、つまり未経験からフリーランスになるのは難しいのが現状です。多くの案件では実務経験が求められます。未経験の場合は、まずプログラミングスクールで学習したり、実務経験を積むために就職・転職を検討したりすることをおすすめします。また、昨今ではフリーランスに求められるスキルが上がってきているため、微経験(経験年数〜2年)の場合は案件参画が難しくなってきています。

データベースエンジニアの業務委託の単価相場

データベースエンジニアの業務委託案件を受注する際に重要なのが、案件の単価相場と、自身のスキルレベルでどの程度の単価が期待できるかを把握しておくことです。相場を知ることで、適切な報酬交渉や年収目標の設定に役立ちます。

フリーランスエージェントの求人情報や収集した案件データ(2025年5月時点)を分析すると、データベースエンジニアのフリーランス案件の月額単価は、求められる経験年数やスキルセット、担当工程によって大きく変動しますが、月額60万円〜100万円程度が中心的な価格帯と言えそうです。最高単価は150万円を超える案件も見られます。

具体的には、以下のような傾向が見られます。

  • 月額100万円以上の高単価案件:大規模データベースの設計・構築・運用経験が5年以上あり、さらにクラウド環境(AWS, GCP, Azureなど)での深い知識や、データベースパフォーマンスチューニング、セキュリティ対策、データモデリング、ETL処理などの専門スキルが求められることが多いです。プロジェクトリーダー経験や、ビジネスサイドとの折衝経験、特定の業界知識(金融、医療など)があると、より高単価を狙いやすくなります。
  • 月額70万円〜100万円程度の案件:データベースの設計・構築・運用経験が3年以上あり、SQLの高度な知識や、特定のデータベース(MySQL, PostgreSQL, Oracle, SQL Serverなど)に関する深い知識、クラウド環境での実務経験があると応募可能な案件が多く見られます。データ移行やバックアップ・リカバリ、監視・運用自動化などのスキルが求められます。
  • 月額60万円未満の案件:データベースの運用・保守経験が1〜2年程度でも応募可能な案件が見られますが、数は少なめです。基本的なSQL操作や、既存データベースの簡単な改修などが中心となることが多いようです。

このように、単にデータベースを操作できるだけでなく、関連技術(SQL, クラウドなど)の経験、担当できる工程の広さ、関連スキルの有無などが単価を左右する重要な要素となります。

例えば、月額80万円の案件を継続できれば年収は960万円となり、会社員時代よりも大幅な収入アップが期待できます。一方で、経験が浅いうちは単価が低めになる可能性も考慮しておきましょう。

DAI
自身のスキルセットを客観的に評価し、市場価値に見合った単価で案件を獲得していくことが、フリーランスとして成功するための鍵となります。

データベースエンジニアの業務委託案件例

ここでは、実際に募集されているデータベースエンジニアのフリーランス案件の例を3つご紹介します。(2025年5月時点)

案件例1: 大規模口コミサービスのデータ抽出・分析業務

案件タイトルSalesforce/自社請求管理プロダクトにおけるSalesforce導入支援〜開発保守/フルリモート | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Salesforceエンジニア/渋谷)|
単価〜 990,000円
案件概要
【案件概要】
自社で提供している請求管理SaaSのSalesforceバージョンにおいて、顧客カスタマイズを行う開発を行っていただきます。
必要スキル
・Salesforceアプリケーション開発経験3年以上
・技術選定など上流からの経験がある方
・Apexを使用して開発を行った経験がある方
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

大規模サービスを運営している企業にて様々なサービス部門や営業の相談に対して、SQLやTableauを活用しデータに基づいた意思決定ができる環境の整備や分析業務を推進していただきます。

案件例2: 決済システム保守作業

案件タイトル大手通信事業者/PMO/クレジットカード事業における金融リスク管理、システム企画支援 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)/溜池山王)| テクフリ
単価〜 1,160,000円
案件概要
【案件内容】
クレジットカード事業の金融リスク管理、システム企画支援をしていただきます。
プロジェクト管理、課題管理をしながら推進を行っていただきます。
【業務内容】
・内部監査推進業務
・金融リスク...
必要スキル
・内部監査、リスク管理の経験
・システム開発のPM・PMO経験
・応用情報技術者取得程度のIT知識
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp
既存システムの仕様変更にともなう保守作業全般を対応していただきます。(詳細は、面談時にお話しいたします)

案件例3: 複数システムに対する移行対応

案件タイトルPM/Azure/週5/フルリモート/大手製菓企業のデータ基盤構築プロジェクト | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (プロジェクトマネージャー(PM)/秋葉原)| テクフリ
単価〜 990,000円
案件概要
大手製菓企業のプロジェクトマネージャーとして、データモダナイゼーション、
システム開発やコンサルティングをリードいただきます。
【プロジェクト一例】
・データ基盤の構築プロジェクト
必要スキル
①クラウドインフラ整備・データ基盤設計関連のPM経験(5年以上)
 …5名~10名/月程度のメンバーマネジメントのご経験
 …顧客折衝のご経験(システム提案・見積、アウトプット・スケジュール調整、ファシリ)
 …上流工程の開発実務のご経験
②クラウドインフラにおけるアーキテクト設計(データ基盤)のご経験(1年程度)
 …今回のPJではAzureサービス上でデータ基盤(DWH)構築設計をご担当頂く想定ですが、
  AWS・GCP上でのご経験でも構いません
③応用情報技術者試験相当の知見

※優先順位は①>②>③です。専門性を有したスタッフをアサイン予定ですので、
 ①折衝・マネジメント頂ける方で、②多少のご経験と③知識があり、PJに落とし込める方であれば是非積極的にご推薦ください。
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp
現行(C#、SQLServer)を新(Java[Spring Boot]、SQLServer)に置き換えます。バッチ機能はほとんどありません。画面機能の開発がメインです。

データベースエンジニア業務委託が身につけたいスキル3選

インディバースフリーランスの求人データを元に、データベースエンジニアとして必須要件として特に求められるスキルを3つご紹介します。

スキル1: SQLに関する深い知識とチューニングスキル

データベース操作の基本であるSQLに関する深い知識は必須です。複雑なクエリの作成能力に加え、パフォーマンス問題が発生した際にSQLのチューニングを行えるスキルは、大規模なデータベースを扱う案件で特に重要視されます。

スキル2: 特定のデータベース管理システム (DBMS) の専門知識

MySQL, PostgreSQL, Oracle, SQL Serverなど、特定の主要なDBMSに関する専門知識は多くの案件で求められます。インストール、設定、運用、トラブルシューティングなど、特定のDBMSに特化した深い理解があると、対応できる案件の幅が広がります。

スキル3: クラウド環境 (AWS, GCP, Azure) でのデータベース経験

近年、データベースをクラウド環境で構築・運用する案件が増加しています。AWS (RDS, Aurora), GCP (Cloud SQL, BigQuery), Azure (Azure SQL Database, Cosmos DB) など、主要なクラウドプロバイダーが提供するデータベースサービスに関する知識と実務経験は、現代のデータベースエンジニアにとって非常に価値の高いスキルです。

データベースエンジニアの業務委託案件を探す基準

データベースエンジニアの業務委託案件を選ぶときの基準は以下の3つです。

  • 自分のスキルに合った案件が多いか
  • リモート可能な案件があるか
  • 高単価な案件が多いか
DAI
順番に解説します!

自分のスキルに合った案件が多いか

案件サイトを選ぶ際には、自分のスキルに合った案件が豊富にあるかどうかを確認しましょう。

案件サイトでは、以下のようにそれぞれ特徴が異なります。

  • Web系領域に特化しており、エンジニアを中心とした案件が多い
  • 高度なスキルを要求される分、ほかの案件サイトと比較して単価が高い
DAI
自分のスキルに合った案件が多ければ多いほど、選択肢も広がるので、案件の契約が終了してもすぐに新たな案件の獲得に期待できます。

リモート可能な案件があるか

リモート可能な案件があるかどうかもチェックしましょう。

出社が必須な案件よりもリモート案件の方が、通勤時間がかからず効率的に作業できます。

自宅やカフェなど自分の好きな場所でも働けるので、ストレス軽減にもつながるのです。

DAI
リモート案件は非常に人気が高いので、気になる案件を見つけたら積極的に応募しましょう!

高単価な案件が多いか

データベースエンジニアの業務委託として効率的に稼ぎたいのであれば、高単価な案件を多く掲載しているサイトを選ぶことが重要です。

高単価の案件は求められるスキルも高いですが、自身のスキルアップにつながります。

業務内容が同じでも掲載されているサイトによって案件単価も大きく異なるので、複数のサイトに登録しておきましょう。

DAI
まずは複数の案件サイトに登録して、案件の単価相場を比較してみるのがおすすめです!

データベースエンジニア案件が多いフリーランスエージェントおすすめ4選

データベースエンジニア案件を探すフリーランス

ここからは、実際にデータベースエンジニア案件を受注する時に役立つフリーランスエージェントをご紹介します。これらのエージェントはデータベースエンジニアの案件を多く取り扱っており、高単価案件やリモート案件を見つけやすいでしょう。

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レバテックフリーランス

運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://freelance.levtech.jp/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 15日サイト(月末締め翌月15日支払い)
求人数 107548件(2025年5月現在)
リモート求人数 -
福利厚生 税理士紹介
無料紹介・特別価格
経理・確定申告代行・節税などに強い税理士をご紹介いたします。

有名クラウド会計ソフト 例:2か月無料
経理初心者でも使いやすい有名クラウド会計ソフトが特別価格で利用できます。

確定申告セミナー無料参加
確定申告セミナーに優先的にご案内。税理士が税申告をサポートします。

マネープラン相談
何度でも無料相談OK
上級資格保有ファイナンシャルプランナーにいつでも無料で、マネープランについて相談できます。

レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニア・デザイナーに特化した、業界最大級のエージェントです。最大の魅力は、中間マージンを極力排除した高単価の「直請案件」が豊富なこと。サイバーエージェントやDeNAといったメガベンチャーをはじめ、誰もが知る大手企業のプロジェクトに参画できるチャンスが多数あります。

また、案件提案から条件交渉、参画中のフォローまで、専任の担当者が徹底的にサポート。LINEでのスピーディーなやり取りも可能で、煩雑な手続きに時間を取られることなく、本業に集中できます。公開求人数は10万件以上と圧倒的で、あなたのスキルや希望にぴったりの案件が見つかりやすい環境です。

「高単価を目指したい」「大手企業でキャリアを築きたい」「手厚いサポートを受けたい」という経験豊富なエンジニアの方に最適なエージェントとなるでしょう。ただし、実務経験が浅い場合や、週1-2日の案件、地方常駐を希望する場合は、他の選択肢も検討すると良いかもしれません。フリーランスとしてさらなる飛躍を目指すなら、レバテックフリーランスは強力な味方になります。

DAI
求人数が最大のレバテックフリーランスには必須で登録しつつ、苦手を補うようなエージェントに2-3社登録するのがおすすめです。
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テクフリ

 

テクフリ(TechCareer Freelance)は、株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエンジニア・クリエイター向けの案件紹介サービスです。

最大の特徴は、業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%)と、登録から案件参画後まで一貫してサポートする強力な体制。コーディネーター・エージェント・カスタマーサクセスの専門チームが、カウンセリングや条件交渉、現場での問題解決まで丁寧に対応します。

さらに、ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)による独自の福利厚生も充実。休業補償保険や報酬付き休暇、健康診断割引、税理士無料紹介・キャッシュバック、デリバリーや旅行の割引など、他社にはない特典が多数用意されています。

案件の約80%がリモート対応、週4日からの稼働も可能で、柔軟な働き方を実現。高単価案件や福利厚生を重視する方、エンジニア・クリエイター職種でキャリアアップを目指す方に最適です。ただし、実務経験2~3年以上が求められるため、経験の浅い方や地方在住で常駐案件を希望する方には向かない場合があります。登録・利用は完全無料。

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TECKSTOCK(テックストック)

運営会社 INTLOOP株式会社(イントループ株式会社)
公式サイト https://tech-stock.com/
契約形態 業務委託契約(一部案件では派遣契約)
対応地域 不明
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月15日
求人数 1,137件 (2025年5月9日 現在)
リモート求人数 -
福利厚生 税務・会計のお悩み解決サポート
キャリア拡大に向けたスキルアップサポート
健康維持のためのライフスタイル向上サポート

テックストックは、INTLOOP株式会社が運営するフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。

直請案件・上流案件を中心に、週5日フルコミットで月80万円以上を目指せる高単価案件を多数取り扱っています。

リモート案件も豊富で、場所を選ばずに活躍したいエンジニアにおすすめです。税務・会計サポート、スキルアップ支援、ライフスタイル向上サポートなど、充実した福利厚生も魅力。週5日フルコミットでがっつり稼ぎたい、上流工程に携わりたいという方は、テックストックがおすすめです。

DAI
こちらは経験年数が5年以上といった、かなりベテラン向けの方であれば高単価案件が獲得しやすいエージェントとなります。
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HiPro Tech | リモート案件が多く自由な働き方を目指せる

HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリア株式会社が運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントです。企業とフリーランスを“直接契約”でつなぐことを特徴とし、中間マージンが発生しないため、高単価・高報酬な案件が豊富に揃っています。

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業務委託契約の主な種類

業務委託契約とは、業務を外注したい企業が業務の一部を「他の企業」や「個人」に委託することです。

業務委託契約は、以下の3種類に分かれています。

  • 準委任契約
  • 請負契約
  • 委任契約
DAI
順番に解説します!

準委任契約

準委任契約とは、特定の業務を遂行した場合に報酬が支払われる契約です。

たとえ成果物が完成していなくても問題ありません。

メリット

準委任契約は、たとえ成果物が完成しなくても、しっかり稼働できれば報酬が支払われます。

そのため、収入を安定させられるのが準委任契約のメリットです。

デメリット

一方、準委任契約のデメリットはほかの契約形態と比較して、稼働時間における自由度が高くないことです。

事前にシフトを組んでから稼働するため、急にスケジュールを変更することはできません。

また業務の進捗状況を逐一報告しなければいけないケースも多いので、働き方自体は会社員とあまり変わりません。

仕事の進捗が遅かったり勤務態度が悪かったりする場合には、途中で契約を終了されてしまう恐れもあるため、注意が必要です。

請負契約

請負契約とは、成果物を完成させることで報酬が支払われる契約です。

メリット

請負契約では、クライアントが定めた納期までに成果物を完成させることで報酬が支払われます。

働く場所や時間などはすべて自分で決められるので、自由度が高いのがメリットです。

デメリット

一方で、納品した成果物がクライアントの求めているクオリティに達していない場合、何度も修正を指示される可能性があります。

あまりにも修正が多い場合には、支払いを拒否される恐れも。

DAI
認識の相違がないよう、業務に取り掛かる前にクライアントと綿密なコミュニケーションを取る必要があります。

委任契約

委任契約とは、法律に関する業務を委託する契約です。

以下のような内容が委任契約にあたります。

  • 確定申告を税理士に委任する
  • 弁護士に委任して裁判を起こす

エンジニアの場合は結ぶことのない契約ですが、念のため覚えておきましょう。

データベースエンジニアの業務委託で働くメリット

データベースエンジニアの業務委託で働くメリットは、以下の4つです。

  • 自分の好きな仕事に集中できる
  • 努力次第で収入アップが可能
  • 自分で業務時間を決められる
  • 人間関係のストレスから解放される
DAI
順番に解説します!

自分の好きな仕事に集中できる

会社員であれば、自分が苦手な仕事であってもひたすらこなさなければいけないため、ストレスが溜まることも少なくありません。

しかし、業務委託であれば自分で仕事を選ぶことができます。

自分の好きな仕事に集中できるため、楽しく働きながらスキルアップにも期待できるのです。

努力次第で収入アップが可能

営業職であれば、契約数に応じてインセンティブが支給されることもありますが、それ以外の職種は基本的に給料が決まっています。

どれだけ頑張っても、すぐに給料へと反映されることはほとんどありません。

しかし、業務委託の場合には自身の努力が給料へと直接結びつくので、すぐに収入アップが見込めます。

DAI
業務委託に切り替えたことで、会社員時代よりも大幅な収入アップにつながった人も少なくありません。

自分で業務時間を決められる

会社員の場合、あらかじめ就業時間が決められていますが、業務委託は自分で決めることができます。

請負契約であれば、業務時間だけでなく働く時間や場所も自由です。

準委任契約でも会社員と比較すると自由度が高いので、プライベートを優先して働くことが可能です。

人間関係のストレスから解放される

会社員のなかには、仕事にやりがいがあっても「人間関係が辛くて仕事を辞めたい」と感じる人もいるのではないでしょうか。

業務委託は、案件によってさまざまなクライアントと契約を交わして業務を行います。

もしクライアントと上手くいかないときには、新たなクライアントを探せばよいので、人間関係のストレスから解放されるのも大きなメリットです。

DAI
仕事のパートナーを自分で決められるのも業務委託の魅力です。

【関連記事】データベースエンジニアの副業事情!週2-3案件の探し方とおすすめのサイトを紹介

データベースエンジニアが業務委託で働くデメリット

メリットの多い業務委託ですが、下記のようなデメリットもあります。

  • 労働基準法が適用されなくなる
  • 福利厚生が受けられない
  • 仕事のトラブルはすべて自己責任
DAI
後々後悔しないように、デメリットも理解したうえで対策しておきましょう!

労働基準法が適用されなくなる

1つ目のデメリットは、労働基準法が適用されなくなる点です。

業務委託契約では、正社員やアルバイトのような雇用関係を結びません。

つまり報酬額や労働条件に問題が起きても、法律の保護を受けにくい状態です。

最低賃金が法律で定められているわけではないので、低価格で業務を請けてしまうリスクもあります。

DAI
契約前に業務内容や報酬を細かくチェックし、納得したうえで締結することが大切です!

福利厚生が受けられない

会社員のような福利厚生が受けられない点もデメリットです。

業務委託契約の場合、雇用保険や労災保険といった社会保険が適用されません。

もし業務を遂行するうえで事故や怪我が発生しても、必要な手当てを受けられないため、仕事を続けにくくなる恐れもあります。

DAI
そのためフリーランス用の保険に加入するなど、万が一の事態に備えておきましょう!

仕事のトラブルはすべて自己責任

3つ目のデメリットは、仕事のトラブルがすべて自己責任になる点です。

会社員の場合、トラブルが発生しても会社が責任をとってくれるケースがほとんどですが、業務委託では異なります。

業務委託契約の仕事でトラブルが起きた場合、自己で責任をとらなければなりません。

状況によっては、企業が受けた損害を賠償する責任を負わされる恐れもあります。

またクライアントの要望を満たせなかったり、納期が遅れたりすると、簡単に契約を切られることもデメリットです。

DAI
業務委託契約は自由度が高い反面、大きな責任も伴うことは忘れないようにしましょう。

【関連記事】データベースエンジニアはやめとけ?理由や向いている人の特徴を解説

業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要

業務委託契約を結ぶ際は、業務委託契約書の取り交わしが欠かせません。

契約書は後々揉め事が起きないよう、お互いを守る重要な書類です。

DAI
業務委託契約を結ぶなら契約書が必須です!その理由を順番に解説します。

業務委託契約書が必要な理由

業務委託契約書が必要な理由は、主に以下の2つです。

  • 契約上のトラブルが起きにくくなる
  • 万が一のときに証拠として使える

業務委託契約書には、主に仕事内容や報酬が記載されています。

もし十分な取り決めがないまま契約した場合、想定外のスキルを求められたり、期待通りの報酬が得られなかったりと契約上のトラブルが起きる可能性が高いです。

そのためトラブルに発展しないよう、あらかじめ業務委託契約書を取り交わしておくことが欠かせません。

また、業務委託契約書は万が一のときの証拠としても役立ちます

DAI
何の相談もなく報酬を減額されたり、契約範囲外の業務を依頼されたりしても、業務委託契約書を提示すれば対抗できますよね。

もし裁判にまで発展した場合は、業務委託契約書を提出しなければなりません。

DAI
自分の身を守るためにも、必ず業務委託契約書を取り交わしましょう。

業務委託契約で起きやすいトラブルとは?

業務委託契約で起きやすいトラブルには、下記が挙げられます。

  • 成果物に対して何度も修正を求められ対応したが、追加報酬は支払われないため、時給が低くなってしまった
  • 契約範囲外の業務を依頼され対応したが、報酬が支払われなかった

業務委託契約書のなかで業務内容を詳しく明記しておけば、上記のような事態を防ぎつつ、双方が納得した状態で仕事を進めやすいです。

秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす

また案件によっては、業務委託契約書以外に秘密保持契約書を取り交わすケースもあります。

秘密保持契約とは、業務を行うなかで知った機密情報や個人情報を、業務に関係ない用途で利用しないという契約です。

企業と秘密保持契約を締結するときは、秘密保持契約書を取り交わしましょう。

業務委託契約締結の主な流れ

業務委託契約を締結する際は、次のような流れで進めます。

  1. 契約内容の詳細について話し合う
  2. 業務委託契約書を作成する
  3. 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
  4. 業務委託契約書を取り交わし、契約完了

①契約内容の詳細について話し合う

まずは詳しい契約内容について話し合い、取り決めます。

  • 報酬額
  • 契約期間
  • 業務範囲

これらの項目について、ある程度明確に決めておくことが大切です。

②業務委託契約書を作成する

話し合って固めた内容をもとに、業務委託契約書を作成します。

一般的に、業務委託契約書を作成するのはクライアント側です。

③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う

企業が業務委託契約書を共有してきたら、必ず細部まで目を通し、認識に相違がないか確認します。

このときに重要事項をチェックしておかないと、契約後にトラブルが起きる可能性が高いです。

些細な疑問でも構わないので、気になることは遠慮せず聞くようにしましょう。

④業務委託契約書を取り交わし、契約完了

契約内容に双方が納得できたら、業務委託契約書を取り交わして契約完了です。

最近は書類ではなく、クラウド上でやり取りすることも多いので、柔軟に対応しましょう。

業務委託契約の締結前に確認すべき条件

業務委託契約を結ぶときは、契約内容について企業と話し合うことが欠かせません。

ここでは事前に確認すべき条件について解説します。

DAI
契約時に慌てないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

契約形態は何か

業務委託契約のなかでも「契約形態が準委任契約か請負契約か」を確認しましょう。

契約形態によって「無理のない働き方ができるか」「安定した収入を得られるか」が変わってきます

業務内容は何か

契約する前に、どんな業務を委託されるのか確認しましょう。

「想定外の業務量を任されてしまい、報酬に見合わなくなった」などのトラブルを防ぎやすくなります。

報酬についての記載はあるか

業務委託契約書に下記のような報酬に関する記述があるかも、必ずチェックしましょう。

  • 報酬額(「甲が乙に対し支払う委託料は○○円とする」など)
  • 支払い方法(「○○締め○○までに、乙の指定する銀行口座に振り込む」など)
  • 支払いは時間単価か、プロジェクト単位か
  • 報酬の計算方法
DAI
報酬額や支払い方法などを確認しておかないと、「○日までに振り込まれると思っていたのに違った」などのトラブルが発生する恐れがあります。

クライアントと認識に相違がないか確認しておくことが大切です。

報酬以外に経費の支払いはあるか

報酬以外に「経費が支払われるかどうか」を確認することも欠かせません。

たとえば次のように、業務の遂行に必要な経費です。

  • 消耗品
  • PCのインターネット料金
  • 電気代

後々クライアントと揉めないためにも、「経費が報酬に含まれているか、もしくは別支払いか」をチェックしましょう。

経費として認められない場合には、報酬が高くてもその分の費用を差し引かれてしまうので、注意しましょう。

明記されていない場合には、締結前に必ず相談しておくのがおすすめです。

稼働時間はどのくらいか

案件の稼働時間も確認が必須です。

案件によっては「週の最低稼働日数:3日」のように、稼働時間が設定されているケースがあるからです。

また「100時間を基準にして、90〜110時間の稼働で◯万円」など、精算幅が定められていることもあります。

スケジュールを把握してスムーズに進めるためにも、必ず目を通しておきましょう。

稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか

稼働時間に精算幅が設けられている案件の場合、下記のように報酬の減額や追加支払いがあるかチェックすることが大切です。

  • 稼働時間が精算幅より少なかった場合:報酬が差し引かれる
  • 稼働時間が精算幅より多かった場合:報酬が追加される

上記を見逃してしまうと「業務を終わらせるために時間外に働いたのに、その分の報酬が支払われなかった」などのトラブルが発生しやすくなります。

報酬の支払日はいつか

クライアント企業によって、報酬が支払われる日は異なります。

業務委託契約を結ぶ際に、報酬の支払日がいつになっているのか必ずチェックしましょう。

また請負契約では、納品してもクライアント側で検収が終わるまでは報酬が支払われないケースがあります。

DAI
検収に時間がかかり締め日を過ぎてしまった場合、報酬の支払いが翌月になることも。

「納品してから検収完了までにどれくらいかかるか」も確認しておくことがおすすめです。

契約期間、更新の有無について

下記の3点についてもチェックしておきましょう。

  • 業務委託契約の契約期間はいつまでか
  • 契約終了後に更新されるか
  • 更新する際の条件はあるか
DAI
更新の条件として「契約満了○ヶ月前までにお互いに解除の申し出がない場合、自動的に同一条件で更新される」のように定めている企業もあります。

損害賠償の記載はあるか

業務委託契約を締結する際は、損害賠償についての記述を念入りにチェックしましょう

もし下記のような行為により企業に損害を与えた場合、企業から損害賠償を請求される恐れがあるからです。

  • 機密情報の漏洩
  • 著作権の侵害
DAI
万が一全額を賠償することになった場合、数百万円に及ぶケースも……。

特に「損害賠償が及ぶ期間」や「請求の条件」などは、隅々まで確認することが重要です。

不利な内容は記載されていないか

契約書によっては、業務委託エンジニア側に不利な内容が記載されているケースがあります。

たとえば次のような記述です。

  • エンジニア側が報酬の振込手数料を負担する
  • 契約終了後に企業への損害が発生した場合、全額賠償する

もし不利な内容に気付かず契約を結んだ場合、将来的に自分を苦しめてしまう恐れがあります。

「指摘したら案件もなかったことにされるのでは……」のように遠慮せず、修正を依頼しましょう。

どうしてもお互いが合意できない場合は、契約をお断りすることも大切です。

DAI
業務委託契約書の確認には時間がかかりますが、安全に取引を続けるためにも必ず実施しましょう!

まとめ

今回はデータベースエンジニアにおすすめの案件サイトや、業務委託契約を締結する流れ、注意すべきことについて解説しました。

業務委託契約には多くのメリットがありますが、契約内容によってはトラブルに発展する恐れもあります。

必ず事前に内容をチェックし、あなたが不利にならないように注意しましょう。

DAI
また自分に合うデータベースエンジニア案件を探すなら、複数のサービスに登録して比較することが大切です!

ぜひこの記事を参考にデータベースエンジニアの業務委託案件を受注し、活躍の幅を広げていきましょう。

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